プロギノバ(女性ホルモン補充)

女性の薄毛

プロギノバは、バイエル社が開発した経口エストラジオール製剤で、日本国内ではジュリナが発売されていますが類似の医薬品となります。

年齢を重ねるにつれてストロゲンの放出量が減少していきますが、閉経に伴って更年期障害として首のほてりなど様々な症状を引き起こします。

プロギノバ(女性ホルモン補充)

エストロゲンを摂取することで、更年期障害の顔のほてり・異常発汗・倦怠感などの症状を改善します


効果効能
更年期障害
膣萎縮症状
骨粗鬆症
女性らしい体作り
有効成分吉草酸エストラジオール2mg
メーカーバイエル

プロギノバの商品詳細

プロギノバは、更年期に起こる様々な症状を抑える治療薬です。

有効成分吉草酸エストラジオールが、女性ホルモンを補充することでホルモンバランスを保ち、更年期症状を改善します。

更年期障害の改善以外にも、膣萎縮症状や骨粗鬆症にも効果が期待できます。女性らしい体型の維持や、体を女性化させたい方がホルモン剤として使用することもあります。

プロギノバはこんな方にオススメ

・更年期障害の症状を改善したい方
・肌や髪にツヤを与えたい方
・女性らしい体つきを維持したい方
・体を女性化させたい方

プロギノバの特徴

更年期障害は、女性ホルモンのエストロゲンが卵巣機能が低下し十分なホルモン量が維持できないために、脳内のアンバランスから精神的・身体的な症状になります。

飲むことで不足している女性ホルモンを増やす働きがあるので、更年期障害を改善できます。

イライラやほてり、頭痛、不眠、めまいなどは「女性ホルモンの低下」による更年期症状かもしれません。

また、女性ホルモンを取り入れることで女性らしい丸みのある体つきになるため、トランスジェンダー(MFT)の方が体の女性化のために服用することもあります。

プロギノバの服用方法・使用方法

1日1回、1錠をなるべく毎日同じ時間に服用してください。症状によって用量・用法が異なりますのでご使用の際には医師へご相談ください。

※女性化を目的として服用する場合は、服用量が異なることがあります。その場合は、必ず専門の医師に相談したうえで、服用量を決めてください。

※体の女性化のために女性ホルモン剤を服用すると、生殖機能は低下します。性欲も低下するなどの影響があるので、その点も十分考慮したうえで服用の判断をしてください。

※女性化のために服用を続けていくと、髪の毛や体毛、体質、感覚(嗅覚など)に変化が生じることもあります。変化の程度や感じ方には、個人差があります。

プロギノバの適応症状

プロギノバは、経口エストラジオール製剤で下記症状を改善します。

・更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状でお悩みの方
・腟萎縮症状でお悩みの方
・閉経後骨粗鬆症でお悩みの方
・目が覚めているのに起床に時間がかかっている方
・ホットフラッシュや発汗でお悩みの方
・頭痛、肩こり、めまい、関節痛、腰痛、冷えなどでお悩みの方
・不眠、イライラ、憂うつ感、集中力の低下などでお悩みの方

服用・使用時の注意点

・食事の影響は受けませんが、アルコールとの併用は避けてください。
・適切な用量を守って服用してください。
・多く服用しても、体内に吸収されるホルモン量は変わりません。むしろ副作用の可能性が高くなったり、体への負担が大きくなることもあるので、過剰摂取は控えてください。
・急に服用を止めた場合、副作用など体調に異変が生じることがあります。服用を止める場合は、必ず専門の医師に相談して決めてください。

プロギノバの副作用

主な副作用として、以下の症状が現れることがあります。

・吐き気
・嘔吐
・食欲不振
・頭痛
・めまい
・乳房が張る、痛む
・肝機能の異常

これらの症状が現れたり、体に何か異常を感じた場合は、服用を中止して医師にご相談ください。

重大な副作用

重大な副作用として、血栓症が現れることがあります。

血栓症は、血管内に血栓(血の塊)が作られて血管が詰まってしまう症状です。

血栓症になると、下肢の急激な疼痛、腫脹、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力、麻痺、構語障害、急性視力障害などが現れます。

上記の症状が出た場合は、すぐに服用を中止して医師にご相談ください。

プロギノバの口コミ

近年ではプロギノバの成分と同じ「エストラジオール」を含んだ化粧品も流通しているようです。
これらは内服や粘膜からの吸収され体の内部からの効果がありますが、外用での効果を証明する試験結果、データはありません。プロギノバは医薬品として承認された効果があるお薬です。

詳しくは以下もご確認ください。

プロギノバの注意点

プロギノバを服用する上で、注意していただきたい点を詳しく紹介します。

プロギノバが服用できない方

・吉草酸エストラジオールに対して過敏症の既往歴がある方
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳癌、子宮内膜癌など)がある方
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳癌、子宮内膜癌など)の疑いがある方
・乳癌の既往歴がある方
・未治療の子宮内膜増殖症がある方
・子宮内膜癌の既往歴及びその疑いがある方
・血栓性静脈炎や肺塞栓症の方
・血栓性静脈炎や肺塞栓の既往歴がある方
・動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)がある方
・動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)の既往歴がある方
・重篤な肝障害がある方
・診断の確定していない異常性器出血がある方
・妊娠中の方
・妊娠の可能性がある方

プロギノバの服用に注意が必要な方

・乳癌家族素因が強い方
・乳房結節がある方
・乳腺症の方
・乳房レントゲン像に異常が見られた方
・術前や長期臥床状態の方
・肝障害がある方
・子宮筋腫がある方
・子宮内膜症の方
・心疾患や腎疾患がある方
・心疾患や腎疾患の既往歴がある方
・てんかんの方
・糖尿病の方
・全身性エリテマトーデスの方
・骨の成長が終了していない可能性がある方
・思春期前の方

上記に該当する方が服用を希望される場合、服用前に必ず医師にご相談ください。

プロギノバの併用注意薬

以下の薬は、プロギノバと併用するにあたって注意が必要です。

・血糖降下剤
・インスリン製剤
・スルフォニル尿素系製剤(トルブタミド等)
・ビグアナイド系製剤(ブホルミン塩酸塩等)

※参考サイト:医療用医薬品 | プロギノン

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