ナイピルは、エプシロン社が開発したアフターピル(緊急避妊薬)です。
ナイピルの効果は女性ホルモンの一種、レボノルゲストレルを多く吸収させることで、強制的に生理を引き起こします。
受精卵を着床させないように子宮内に作用し、妊娠を防ぎます。
性行為後、24時間以内に服用することで95%以上という高い確率で妊娠を防ぐことが可能です。
効果効能 | 緊急避妊 |
有効成分 | レボノルゲストレル1.5mg |
メーカー | Asle pharmaceuticals |
ノルレボ・ジェネリック(ナイピル)の特徴
高い確率で妊娠を阻止!望まない妊娠から女性を守ってくれます
- 性交後に1回1錠服用するだけなので、飲み忘れがなく安心です
- 24時間以内の服用で95%を超える妊娠阻止率です
- ジェネリックのため、妊娠を望まない女性の経済的負担を軽くします
効果・効能緊急避妊(性交後の避妊)
有効成分のレボノルゲストレルは合成黄体ホルモンです。
本来、黄体ホルモンは排卵を終えた卵胞から分泌されます。ナイピルの服用によって黄体ホルモンが補充されると、脳が排卵が起こったと勘違いして準備中だった卵子の排卵を抑制します。
また、黄体ホルモンは数日かけて子宮内膜を厚くし受精卵が着床しやすくする働きをしていますが、レボノルゲストレルは体内に12時間ほどしかとどまりません。
妊娠に適した子宮内膜ができる前に黄体ホルモンの量が減ってしまうため、受精卵が着床しにくい内膜の状態になります。これらの作用により、妊娠が阻害されます。
ナイピルの効果
有効成分はノルレボ錠と同じレボノルゲストレル1.5㎎で、排卵の抑制や、受精卵の着床を防いで妊娠を阻止する効果があります。
避妊失敗の性行為から24時間以内の服用で約95%、72時間以内の服用で、約84%以上の確率で妊娠を回避できるといわれています。
ナイピルの使用はこんな人にオススメ
- 今は妊娠を望んでいない
- 他の避妊方法で失敗した可能性がある
- 緊急時のために備えておきたい
- 国内処方薬と同じ成分の避妊薬を使いたい
ナイピル(緊急避妊薬・アフターピル)の服用方法・使用方法
避妊失敗の性行為から、72時間以内に1錠服用してください。
12時間以内の服用で99.5%、24時間以内の場合は98.2%、72時間以内で約84%と、性行為から服用までのタイミングが短いほど、妊娠回避率は高くなります。
そのため、避妊失敗後はできるだけ早いタイミングで服用してください。
ナイピル(緊急避妊薬・アフターピル)の副作用
ナイピルの主な副作用には、吐き気、頭痛、傾眠、消退出血、下腹部痛、生理不順などがあります。
ナイピルに含まれている成分を摂取することで、体内のホルモンバランが急激に変化するため、副作用の症状は出やすいです。
ただし、症状は一過性のもので、時間が経つにつれて症状は軽くなります。
3日以上経過しても副作用の症状が治まらない場合は、病院で診察を受けてください。
※参考サイト:ノルレボの副作用
※参考サイト:くすりのしおり ノルレボ錠
ナイピルを服用できない人
・ナイピルの有効成分(レボノルゲストレル)に対して、アレルギー反応が出たことがある方
・すでに妊娠している方
・重い肝障害を患っている方
・心疾患、腎疾患にかかっている、又は過去に患ったことがある方
上記に該当する方は、ナイピルを服用できません。
その他、持病があるなど、心配な方は必ず医師に相談した上で服用を検討してください。
併用注意薬
・抗けいれん薬
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・セイヨウオトギリソウ含有食品
上記に該当する薬を服用している方は、医師に確認してからナイピルを使用してください。

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