ジスロマックは、大手製薬会社ファイザー社が開発したマクロライド系抗生物質です。
長時間体内に留まる特徴があり、呼吸器感染症、リンパ管・節感染症、副鼻腔炎、性器クラミジア感染の治療にかなりの効果が期待できます。
効果効能 | 淋病、クラミジア、梅毒、軟性下疳、マラリア治療、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎（扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む）、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎 |
| 有効成分 | アジスロマイシン250mg |
| メーカー | ファイザー |
副作用が少なく、1日1回500mgの服用を3日間続ける事で1週間効果が継続します。
1週間後再び500mgの服用なので継続使用も安心です。
ジスロマックのクラミジアなどの性病治療薬の効果
ジスロマックに含まれる有効成分のアジスロマイシンは、マクロライド系抗生物質です。
ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは、細菌のタンパク質合成を阻害する働きがあります。
細菌の70Sリボソームの50Sサブユニットと結合し、タンパク合成を阻害します。
細菌増殖に関わるリボソームと呼ばれる器官の働きを妨げるため、細菌が増えるのを防いでくれます。
1日量1000mgの服用で効果が1週間継続します。
- 参考文献
ジスロマックの効果について詳しくはこちら
Pfizer PROFESSIONALS：ジスロマック 患者向け医薬品ガイド
ジスロマックは、クラミジアや淋病、扁桃炎、気管支炎、肺炎など、細菌が原因による感染症の治療に有効な抗生物質です。
有効成分のアジスロマイシンはマクロライド系に分類される成分で、さまざまな細菌に対して効果を発揮します。
ジスロマックの抗菌作用は持続時間が長く、クラミジア治療においては1回の服用で治療が完了するのも大きな特徴です。
また、抗菌作用だけでなく抗炎症作用も併せ持っていて、幅広い細菌性感染症に対して有効です。
ジスロマックのクラミジアなどの性病治療薬の適応症
ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは、以下の細菌感染症の治療に用いられています。
- 深在性皮膚感染症（皮膚の深い部分に生じる感染症）
- リンパ管・リンパ節炎
- 咽頭炎
- 喉頭炎
- 扁桃炎
- 急性気管支炎
- 肺炎
- 肺膿瘍
- 尿道炎
- 子宮頸管炎
- 骨盤内炎症性疾患
- 副鼻腔炎
- 歯周組織炎
- 歯冠周囲炎
- 顎炎
■適応菌種
アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ（ブランハメラ）・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属
※参考サイト：ジスロマック錠250mg詳細表示（外部サイト）
クラミジアへの有効性は90％以上の「ジスロマック」
ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは、クラミジア治療における第一選択薬です。
抗菌作用が長く続くため、病原菌が増えるタイミングを作らず、クラミジアによる症状を改善へと導きます。
臨床試験によれば、対象患者の90％以上に症状の改善がみられたと報告されています。
ジスロマックがオススメな方
ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは、さまざまな細菌性の疾患に悩んでいる方にオススメです。
・クラミジア、淋病をできるだけ早く完治させたい方
・性感染症での病院受診に抵抗がある方
・事前に感染症に備えておきたい方
・感染症治療の費用を安く抑えたい方
ジスロマックのクラミジアなどの性病治療薬の服用方法・使用方法
ジスロマックを服用方法は、治療したい症状によって異なります。
以下をご参照の上、用法用量を守ってご利用ください。
【クラミジア・淋病など性感染症】
■服用方法
水またはぬるま湯で服用
■服用回数
1回（1日目のみ）
■服用量
ジスロマックを4錠を服用
※アジスロマイシンとして1000mg
【その他の疾患】
■服用方法
水またはぬるま湯で服用
■服用回数
1日1回（3日間）
■服用量
ジスロマックを2錠を服用
※アジスロマイシンとして1000mg
■服用タイミング
毎日決まった時間に服用してください。
ジスロマック服用時の注意点
・飲み忘れがないように注意してください。
・翌日までに飲み忘れに気づいた場合は、気づいた時点で錠剤を服用してください。
なお、次の服用タイミングが近い場合は、飲み忘れた分は服用せず、次回服用から再開してください。
・意識障害等があらわれることがあります。
自動車の運転、危険を伴う機械の操作などは十分に注意してください。
・当サイトの効果効能・服用方法は一般的な情報を記載したものです。
服用や使用に関しては全て自己責任となり、当サイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
ジスロマックのクラミジアなどの性病治療薬の副作用
ジスロマックの主な副作用は以下のような症状です。
- 下痢
- 腹痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 発疹
- 好酸球数増加
- 蕁麻疹
- 悪心、など
また、重篤な副作用としてこれらの症状が現れる場合もあります。
- ショック、アナフィラキシー
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症
└発熱、水ぶくれなど - 肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全
- 急性腎障害
- 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
上記副作用の症状がみられたり、何か異常を感じた際は服用を中止し医師にご相談ください。
※参考サイト：ジスロマック錠250mg添付文書
ジスロマックのクラミジアなどの性病治療薬の注意点
ジスロマックを服用する際に注意していただきたい点を記載します。
ジスロマックを服用できない方
以下に当てはまる方はジスロマックを服用できません。
服用前に必ずご確認ください。
- アジスロマイシンに対して過敏症の既往歴がある方
ジスロマックの服用に注意が必要な方
- 他のマクロライド系又はケトライド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある方
- 心疾患のある方
- 肝機能障害のある方
- 妊婦
- 授乳中の方
- 小児
- 高齢者
心疾患や肝機能障害をお持ちの方は、症状が悪化する恐れがあります。
上記に当てはまる方は、ジスロマックを服用する前に医師にご相談ください。
ジスロマックの併用禁忌薬
現在報告されていません。
ジスロマックの併用注意薬
ジスロマックと一緒に服用する際に注意が必要な医薬品は以下の通りです。
- 制酸剤（水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム）
- ワルファリン
- メシル酸ネルフィナビル
- シクロスポリン
- ジゴキシン
- ベネトクラクス
併用注意薬に当てはまる医薬品とジスロマックを一緒に服用すると、薬の効果が弱くなったり副作用が強まる可能性があります。
常備薬がある場合は、当てはまる医薬品がないか必ず確認してください。
※参考サイト：医療用医薬品アジスロマイシン（使用上の注意）
ジスロマックのクラミジアなどの性病治療薬のジスロマックの保管方法
ジスロマックは以下の項目をご確認の上保管してください。
・高温多湿を避け、直接日光が当たらない場所で保管してください。
・子どもの手が届かない場所に保管してください。
・使用期限が過ぎた商品は使用しないでください。
・分割して服用した際、分割した錠剤はなるべく空気に触れないよう保管してください。
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