オリザはジプレキサの安価で実績があるジェネリック成分の薬品です。
脳内の多数の神経物質受容体に対して作用し、陰性反応の自閉症・無関心・意欲の減退と陽性反応の妄想・幻覚・思考障害を改善します。
またセロトニンやドーパミンの働きを調整するため、双極性障害やうつ病・うつ状態の治療にも使用されています。
オリザ(ジプレキサ・ジェネリック)の商品詳細
ジプレキサ・ジェネリック(オリザ)は処方箋医薬品として使用されているジプレキサのジェネリック医薬品です。ジプレキサと同等の効果を持ちながら、ジプレキサよりも安価で購入できますのでコストパフォーマンスに優れています。気分が沈む、不安になりやすいなどといった心療内科領域のメンタル症状は、継続的に薬を使用するケースが多いので、治療が必要だが診療費が高いと感じている人にはおすすめです。
オリザ(躁鬱改善のジプレキサのジェネリック)の商品詳細
オリザの特徴
オリザは、多数の受容体に働く医薬品で、統合失調症の陰性反応に効果があり、喜び・悲しみなど感情の起伏を安定させ再発の予防と長期の維持療法に使用されています。
また双極性障害のうつ状態改善にも効果が期待できるので、抗うつ薬に追加して使用される場合もあります。
オリザの効果
ドーパミン受容体とセロトニン受容体への相互作用とセロトニン受容体を活性して前頭葉皮質ドーパミ遊離を促進します。
陰性反応や認知機能障害、不安症状を改善します。
オリザ(躁鬱改善のジプレキサのジェネリック)の服用方法
1回の用量0.5~2錠(オランザピンとして5~20mg)服用のタイミングいつでも1日の服用回数1回服用する間隔24時間
1回あたり0.5錠~2錠を目安に水かぬるま湯にて服用してください。 用法用量を正しく守って使用してください。
初めて使用する際には、体に合うか確かめるために少ない用量からスタートし、効果を確認しながら使用してください。
錠剤を半分にする際には、包丁やカッターよりも専用のピルカッターを使用すると綺麗に分割できます。
服用時の注意
必要に応じて増量できますが、2錠(20㎎)を超えての使用はしないでください。 眠気や注意力、判断力の低下を引き起こすおそれがありますので、服用後は高所作業、精密な操作を必要とする自動車の運転は避けてください。
アルコールの摂取によって薬の効果に影響が出てしまうことがあります。 使用する際にはアルコールの摂取は避けておいてください。
すでに睡眠導入剤や精神安定剤など、他のお薬を使用されている人は購入前にかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
その他の飲み薬であったとしても、薬同士の飲み合わせに問題があるケースがありますので、事前に確認しておいた方が安心です。
ジプレキサ・ジェネリック(オリザ)の副作用
主な副作用眠気ふらつきめまいだるさ体重増加など
使用により眠気やふらつきなどを起こすことがあります。 服用後に症状がみられる場合には、服用を寝る前にするのが良いでしょう。 症状がひどい場合には、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。
また、体重増加がみられるケースがあります。 服用中は体重にも注意し、体重増加の兆候がみられましたら、食事を制限する、適度な運動を行うなど体重管理を行ってください。稀な副作用高血糖悪性症候群遅発性ジスキネジアなど
服用後、血糖値の上昇をきたすことがあります。 喉が渇く、多飲、トイレの回数が増えるもしくは1回の量が多いなどの症状が見られましたら、高血糖となっている可能性があります。 症状が見られましたら、近隣の医療機関に受診し医師の診察を受けてください。
また、稀なケースですが、悪性症候群を引き起こしてしまうことがあります。 使用後に筋肉のこわばり、血圧の変動、発汗や発熱などの初期症状が見られましたら、すぐに服用をやめ、かかりつけの医師に相談してください。
オリザ(躁鬱改善のジプレキサのジェネリック)の使用上の注意
オリザの服用に注意する人
下記症状のある方は服用に注意し医師と相談してください。
・糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者の方
・自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者の方
・脳の器質的障害のある患者の方
・衝動性が高い併存障害を有する患者の方
・尿閉、麻痺性イレウス、閉塞隅角緑内障のある患者の方
・てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者の方
・肝障害のある患者又は肝毒性のある薬剤による治療を受けている患者の方
・オリザのクリアランスを低下させる要因(非喫煙者、女性、高齢者)を併せ持つ患者の方
・高齢者の方(65歳以上)
・妊娠中や妊娠の可能性のある方
・授乳中の方
他に服用している薬がある場合は、飲み合わせにより薬の効果を強めたり弱めたりする恐れがあります。
オリザの併用注意
併用注意薬は、オリザと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。
・中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体など)
中枢神経抑制作用があります。
・アルコール
相互に作用を増強することがあります。
・抗コリン作用を有する薬剤、抗コリン性抗パーキンソン剤、フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤など
腸管麻痺等の重篤な抗コリン性の毒性が強くあらわれることがあります。
・ドパミン作動薬、レボドパ製剤
これらの薬剤のドパミン作動性の作用が減弱することがあります。
・フルボキサミン
オリザの血漿中濃度を増加させることがあります。
・シプロフロキサシン塩酸塩
オリザの血漿中濃度を増加させる可能性があります。
・カルバマゼピン
オリザの血漿中濃度を低下させることがあります。
・オメプラゾール、リファンピシン
オリザの血漿中濃度を低下させる可能性があります。
・喫煙
オリザの血漿中濃度を低下させることがあります。
他に服用している薬がある場合は、飲み合わせにより薬の効果を強めたり弱めたりする恐れがあります。
オリザを服用してはいけない人
次の人は、この薬を使用することはできません。
・オリザの成分に対し過敏症の既往歴のある患者の方
・昏睡状態の患者の方
・バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者の方
・アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)の方
・糖尿病の患者、糖尿病の既往歴のある患者の方
上記に該当する人が、使用することにより副作用が強く出る場合があります。
オリザの併用禁忌薬
この薬には併用してはいけない薬があります。
・アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)
・(ボスミン)
他の薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師または薬剤師にご相談してください。
- 参考文献
オリザの使用上の注意について詳しくはこちら
KEGG:ジプレキサ(使用上の注意)
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